2019年の年賀状、あなたはもう、できあがっていますか?
そろそろ本気で取り組まなければ、元旦に着きませんよ。
kumagoroは先日完成しました。
ここ数年、年賀状は刺繍したモチーフを写真に撮って作っています。
今回は2019年の年賀状のデザインを無料で、おしゃれに作る方法をご紹介しますね。
無料でいのししなどの素材や、デザインをダウンロードできるサイトをお教えしますので、デザインをそのまま使っても大丈夫です。
kumagoroが刺繍した方法も詳しくお教えします。
2019年の年賀状はおしゃれにしたい!無料でもできる?
kumagoro家では昔、年賀状は、素材がたくさん入ったCD-ROMを本屋さんで購入して作っていました。
800円前後の本だったと記憶していますが、この本は年に1度しか使いません。
しかも、次の年には干支が変わっているので、12年に1度しか使いまわすことができません。
昔は12年後に使うかもしれないと思って取っておいたのですが、やはり古臭い感じがして使いませんでした。
最近はフリー素材のサイトからダウンロードしたものを、自分なりに編集して作ることができます。
しかし、GoogleやYahoo!で素材を探すと、著作権保護のため素材に透けた文字が入っていたりします。
このまま使うとかっこ悪いですし、著作権に触れてしまうのでやめましょう。
著作権フリーの素材を使いたいですよね。
そこでおすすめなのが、イラストACです。
こちらのサイトでは現在、2019年年賀状素材特集をしており、テンプレートなども用意されています。
イラストACの無料会員登録さえしておけば、画像を無料で使うことができてとても安心です。
kumagoro家の年賀状は、すべてkumagoroが作るので父のビジネス用の年賀状は、こちらのテンプレートを使っておしゃれに作りました。
どうして、大量の年賀状を作る時間があるのかについてはkumagoroの秘密をご覧ください。
kumagoro個人の年賀状などは、イラストACで無料ダウンロードしたイラストを基に、刺繍したものを写真に撮り、編集して使っています。
ここからは、ダウンロードから刺繍の方法までをご紹介します。
2019年はいのしし!年賀状デザインを刺繍する場合の選び方は?
2019年の干支はいのししということで、さっそくイラストACで「いのしし」と検索してみました。
素材がたくさんヒットします。
刺繍する場合は、単純なイラストを選ぶことが大切です。
できればシルエットを刺繍する方が簡単で、きれいに見えるでしょう。
しかし、シルエットは白黒ですので、少し地味な年賀状になってしまう可能性があります。
・・・と思いましたが、シルエットもいいですね。
なんだかおしゃれな年賀状になりそうです。
kumagoroも来年あたり挑戦してみたいですね。
なるべく、あなたでも刺繍できそうなイラストを選びましょう。
2019年の年賀状用いのししを刺繍する前に!
さて、いよいよ刺繍の方法についてご説明します。
こちらのイラストは、犬の着ぐるみを脱いでいる、いのししです。
いのししは茶色くて地味になりがちですので、なるべく2色以上使っているイラストを探しました。
少々難しそうですが、こちらのイラストには赤も入っていてかわいかったので、「うた♪くま」さんのイラストを無料でダウンロードして使わせていただくことにしました。
2018年から2019年になるという意味が込められているこちらのイラストが可愛くて一目ぼれしてしまいました。
無料でダウンロードしたイラストを、自宅でプリントアウトしてみたところ大きすぎたので、コンビニで5cm×5cmくらいの大きさになるように縮小しています。
初心者さんは時間もかかると思いますので、刺繍図案の大きさは重要です。
いのししの刺繍図案を布に写す!
年賀状の素材に使いたいイラストが決まって、大きさを整えたら、次は布に刺繍図案を写します。
布に刺繍図案を写す方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
また、刺繍図案を布に写すときに、手芸用複写紙を使うのかシールタイプのものを使うのかはそれぞれの特徴を比べて決めましょう。
年賀状用いのししを刺繍する順番!
今回に限らず、刺繍する場合に共通していることですが、目や、手前のものから刺繍するときれいに仕上がります。
今回、刺繍した順番は次のようになりました。
- いのしし 目
- いのしし 鼻の穴
- いのしし 鼻の外側
- いのしし 牙
- 犬 目
- 犬 鼻
- 犬 耳
- いのしし 模様
- 左手 (いのししの顔や犬の顔に被っている部分)
- 足 肉球(大きいものだけ)
- いのしし 顔
- 犬 顔
- おなか
- 右手
- からだ
- 足 肉球(小さいもの)
- リボン
- いのしし 耳 ふちどり
- いのしし 模様 ふちどり
- 「ぽふっ」を表現をしている記号のようなもの
kumagoroが刺繍した、いのししの図案を刺繍する場合は、まず、犬といのししの目、鼻、牙などから刺繍します。
いのししの顔の部分から刺繍してしまうと、目の部分を避けて刺繍しているつもりでも、実際は目の部分が図案より狭くなってしまっていることがあるため、おすすめできません。
塗り絵のように、同じ色のところを刺繍してしまいがちですが、刺繍の場合は、この方法だと綺麗に仕上げるのはとても難しいです。
続いて、いのししの模様、犬の耳、左手を刺繍しましょう。
そして、足の肉球の大きい部分を刺繍します。
ここまできたら、いのししの顔、犬の顔、からだの順番で刺繍していきます。
年賀状素材のいのししを刺繍する!それぞれのステッチと方向は?
今回は次の4つのステッチを使いました。
- サテンステッチ
- ロングアンドショートステッチ
- フレンチノットステッチ
- アウトラインステッチ
サテンステッチを使った部分
サテンステッチは基準となる線を真ん中に1本入れて、その線と同じ方向に刺繍するステッチです。
今回は、目や鼻、手などの面を埋めるために使いました。
目や鼻は横向きのサテンステッチにしました。
手は、ほかの部分と向きを変えて刺繍することで影ができてふちどりしなくても手だと分かるように、斜め方向に刺繍しています。
サテンステッチのコツは同じ方向に、平行になるよう気を付けることです。
ロングアンドショートステッチの部分
ロングアンドショートステッチは、サテンステッチの長さが1cmくらいになったときに使います。
例えば、いのししや犬の顔、おなか、からだなどです。
この写真では、おなかの部分はロングアンドショートステッチの途中までできあがっています。
ひと針の長さが長くなり過ぎてしまうと、刺繍糸が浮いてしまい、きれいに仕上がりません。
面倒くさいからといって、サテンステッチにしてしまうと後々後悔します。
ロングアンドショートステッチは、名前の通り、長いステッチと短いステッチをランダムに刺繍していき、何度も重ねて面を埋めていきます。
このときも、サテンステッチ同様、同じ方向に刺繍しましょう。
こちらの動画が分かりやすかったので、参考にしてみてください。
フレンチノットステッチの部分
フレンチノットステッチとは、玉留めに似ているステッチで、初心者さんでも簡単にできます。
ポイントは、針に巻き付けた糸を左手てきちんと引き締めて押さえておくことです。
今回は、2回巻きにしています。
アウトラインステッチの部分
- リボン
- いのしし 耳 ふちどり
- いのしし 模様 ふちどり
- 「ぽふっ」を表現をしている記号のようなもの
この部分はふちどりステッチとして有名な、アウトラインステッチを使いました。
いのししの耳と模様の部分は、分かりにくかったので、予定にはなかったのですが、アウトラインステッチをしました。
今回のアウトラインステッチは、すべて2本取りで行っています。
アウトラインステッチの基本についてはこちら、ワンランク上のアウトラインステッチのやり方に関してはこちらをご覧ください。
kumagoroの年賀状がおしゃれにできあがりました!
こちらがkumagoroの2019年の年賀状です。
我ながら、無料素材を使ったとは思えないです。笑
こちらの写真は実際に年賀状用に編集したものなのですが、いい感じだと思いませんか?
製作時間は5時間弱でした。
一気にやると手を痛めたり、手元が狂ったりするので、3日に分けて刺繍しています。
今回刺繍したいいのししは、購入することが可能です。
データをご注文から1日以内にお送りしますので、あなたの使いやすいように編集してお使いください。
詳しくは、kumagoroのお部屋をみてくださいね。
まとめ
今回は、2019年の年賀状の素材を無料でダウンロードする方法と、その素材を使って刺繍する方法をご紹介しました。
イラストACを使えば、無料でもおしゃれな年賀状を作ることが可能です。
さらに、イラストを刺繍図案として使うのもおすすめで、絵心のないkumagoroも大助かりです。
ただし、刺繍図案用に描かれているわけではないので、できるだけ単純なイラストを選びましょう。
刺繍するときは、手前にあるものから刺繍するときれいに仕上がります。
刺繍したものを素材として使った年賀状は、オリジナルのデザインですし、おしゃれです。
今からでもまだ間に合いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。