あなたは、刺繍糸の収納ってどうしていますか?
刺繍糸は、無造作にポイッと置いておくと、絡まってしまうことがあります。
いざ使おうとしたとき、ぐちゃぐちゃに絡まった刺繍糸にイライラ・・・なんてことになってしまうのはもったいないです。
刺繍を楽しむためにも、刺繍糸をきちんと収納しておきましょう。
刺繍糸の収納方法として、三つ編みとクリップに巻くの方法が有名です。
今回は、三つ編みとクリップに巻く収納方法のやり方と、管理しやすいおすすめの収納方法はどちらなのかお教えします。
刺繍糸の収納をしないとどうなるの?
刺繍糸を購入すると、6本の刺繍糸がひとつの束になった状態になっていますよね。
この状態のまま、使いたい長さを引き抜いて、さらにそこから2本取りなどにして刺繍するのはおすすめしません。
kumagoroは面倒くさがりなので、最初は使う分だけ引っ張り出していたんですけれど、糸が絡まってぐちゃぐちゃになってしまうことがとても多かったです。
例えば、6本の束を使いたい分切ってから2本だけ引き抜くと、4本の刺繍糸をどうしたらいいのか分からず、とりあえず小瓶に入れていました。
しかし、この方法では、小瓶にたくさんの色が入っているので、使いたい色がどこにあるのか分からないのです。
いざ取り出してみると、絡まっています。
これを丁寧にほどいているうちにイライラし始めて、結局刺繍にたどり着かないことがありました。
昔のkumagoroのようにならないためにも、刺繍糸はきちんと収納しておきましょう。
刺繍糸を三つ編みで収納するために刺繍糸をカットする理由は?
刺繍糸を三つ編みで収納するときは、刺繍糸をカットしてから三つ編みします。
こうすることで、無駄なく最後まで使えますし、毎回カットしなくて良いので使いやすいですよ。
刺繍をするときに使いやすい糸の長さは60㎝です。
これ以上短いと、刺繍糸をつぎ足す回数ばかり増えてしまいます。
逆に60㎝より長いのは、布に刺繍糸の端を持ってくるために、たくさん糸を引かなければならないので、腕を動かすのがは大変です。
さらに、長すぎる刺繍糸は絡まる原因にもなります。
刺繍糸を60㎝にカットする方法!
1 刺繍糸からラベルを外す
刺繍糸に付いているラベルには、メーカー名や色番号が書いてあります。
また同じ種類の糸を購入しようと思ったときに、これらが分からないと探すのがとても大変です。
ポイっと捨てないでくださいね。
2 刺繍糸を6本の束になったまま丁寧にほぐす
この作業を雑に行うと絡まるので気を付けましょう。
ゆっくりでいいので、確実にほぐしていくことが大切です。
3 60㎝の長さにカットする
①刺繍糸を4等分に折ります。輪になっている部分はカットしましょう。
②この状態からさらに3等分します。
③輪の部分をカットするとちょうど60㎝くらいになります。
こちらの動画が参考になりますよ。
kumagoro流!刺繍糸を60㎝にする方法!
これが一般的な方法です。
しかし、kumagoroはこの方法を使いません。
実は3等分に分けるのが苦手なのです・・・お恥ずかしい。
「ああでもない、こうでもない・・・」とやっている間に刺繍糸がぐちゃぐちゃにになってしまいます。
この方法はkumagoroには向いていないと思ったので、別な方法に変えました。
一応ご紹介しておきます。
1 刺繍糸をほぐしたら端を持って、60㎝測ってカットします。
この刺繍糸を基準の1本として使います。
2 ほぐした刺繍糸の両端を持って、基準の1本と同じ長さにカットしてください。
一般的な折りたたんでカットする方法になれている方よりは、多少時間がかかるかもしれませんが、kumagoroはこの方法を使っています。
もし同じように、3等分が苦手なあなたは、試してみてください。
ここまでできたら、三つ編みの工程に入りましょう。
どんくさいkumagoroの秘密を知りたいあなたはこちらをどうぞ。
あなたの人生を変えるきっかけになるかもしれません。
刺繍糸を三つ編みにして収納する方法!
1 先程、60㎝の長さにカットした刺繍糸に、ラベルを2つ通します。
2 刺繍糸の真ん中(30㎝のところ)とテーブルを、マスキングテープで固定します。
先程のラベルが、マスキングテープの両脇にひとつずつある状態にしてくださいね。
3 ここから刺繍糸を3つの束に分けて、ゆるく三つ編みしていきましょう。
きつく編んでしまうと、刺繍糸を1本1本取り出すことができなくなってしまうので、気を付けます。
4 編み終わりはそのままでも構いませんし、ほつれてくるのを避けたい場合はマスキングテープで軽く止めておくといいですよ。
といいつつ、面倒くさがりのkumagoro、編み終わりは放置しています。
それでも絡まってしまうことは無いので、安心してくださいね。
クリップに巻いて刺繍糸を収納する方法!
この方法は、とても簡単です。木製のクリップは100均にも売っています。
なんと、100円で20本入っているものもありました。
1 木製のクリップに刺繍糸をグルグル巻きつける
2 巻き終わりはウッドピンチに挟む
どうですか、これならすぐに終わりますね。
刺繍糸の収納は三つ編みとクリップどちらがおすすめ?
さて、ここまで読んでくださったあなたは、どちらの収納方法がいいのか、お分かりだと思います。
念のため、まとめておきますね。
三つ編み収納のメリットは、使いやすい長さになっているので後が楽ということですね。
また見た目もかわいらしいと思いませんか。
デメリットは、少し時間がかかることです。
木製のクリップ収納のメリットは、巻き付けるだけなので、難しいことがなく手軽ですし見た目もおしゃれです。
デメリットは、刺繍するときに60mにカットする必要があります。
また、6本のうち残った糸の収納も困りますよね。
これらのことから、kumagoroは三つ編み収納をおすすめします。
kumagoro自身も三つ編み収納に変えたことで、刺繍する環境がとてもよくなりました。
糸が絡まってしまうこともなく、必要な本数引き出せばいいので簡単ですよ。
最初こそ時間がかかるものの、あなたにも三つ編み収納を試していただきたいです。
まとめ
今回は、刺繍糸の収納方法2種類ご案内しました。
刺繍糸は、刺繍するときに使いやすいこと、絡まりにくいことを重視して収納するのがおすすめです。
面倒くさがりのkumagoroも、適当に保管していましたが、絡まってしまい大変でした。
刺繍糸を購入したら、まずは60㎝の長さにカットして三つ編みしましょう。
どうしてもおしゃれさを追求したいのであれば、木製のクリップに巻き付けて収納してもよいと思いますが、その後の管理には注意が必要です。
使いきれなかった色をどのように収納するのか考える必要がありますね。
綺麗に収納して、見た目も効率もよくして刺繍を楽しみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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